SNOWBOARDING
INTELLIGENCE

ブーツ

  1. インナーシェル
  2. ブーツの内側です。通常、取り外し可能です。製品によっては熱により柔らかくなり、足の形に合わせて固まるものもあります。

  3. アウターシェル
  4. ブーツの外側です。樹脂製か革で作られるものもあります。

  • フレックス(柔らかさ)
  •  ブーツ全体の柔らかさです。硬いときつく感じますがエッジングなどのレスポンスは良くなります。

  • ウェイト(軽さ)
  •  ボードを外してもブーツを脱ぐことはないのでウェイトはスノーボードやバインディングよりも重要になってきます。ハイクアップの際、重いブーツはより負担を強います。ボードやバインディングと同じく軽量モデルはハイコストですが、耐久性の低下はほとんどありません。軽量化に対するコストパフォーマンスはブーツに対するものが一番良いと言えるでしょう。

 サーモインナーシェルは熱により成型してボーダーの足にフィッティングされます。専用のオーブンで温めて成型するものと、履いているうちに人体の熱で成型されるものがあります。複雑な足の形状にマッチさせることによりスーノーボーディングの激しい動きに素早く反応できるようになります。

 足の裏はブーツとバインディングを通してボードと接触しています。ボートは雪と接触しています。複雑な雪のコンディションと複雑な形の人間の足の裏にわずかでも隙間があるとそれはライディングの感覚に「ズレ」となって現れます。インナーソールは雪とボーダーの間にある隙間を埋める最後のワンピースです。本来は地面につくことのない「土踏まず」にまで雪の感覚を伝え、足の裏を雪面に対する強力なセンサーに変えます。